出産レポ ~ソフロロジーを取り入れた出産のお話(初産)~その⑧ 必見!!本番のいきみ方

出産
スポンサーリンク

出産レポ ~ソフロロジーを取り入れた出産のお話(初産)~その⑧ 必見!!本番のいきみ方

 

分娩室に移動してから、ソフロロジーとは違ってしまうけれど、

いきんでよいと、助産師さんに言われた。

 

それまで、陣痛室ではずっと、いきみたいのに(きばりたいのに)それをしてはダメで、

我慢して我慢して耐えていたのだが、ここにきてやーっと!いきんでも良いって!!

(子宮口が全開になるまで、いきんではいけない。)

 

いきみMAXに合わせて、息を思いきり吸って、息を止めてきばってと、助産師さんより指示あり。

 

いきむ、きばるのやり方が最初分からなくて、2回くらい助産師さんにタイミングを教えてもらいながら一緒にやった。

だけど、その後助産師さんがいなくなってしまい、心もとなくなった。

 

 

第二子の出産時は、最後の最後までソフロロジーの呼吸法で、いきむことなく楽に出産を終えた私。

この、第一子の出産時は、最後はソフロロジーから少し離れて、いきんでしまいました。

なので、産後に相当なダメージを受け、歩けなくなり、大変なことになりました。

できれば、第一子の出産も、最後の最後まで、いきまずに吐くだけのソフロロジー呼吸法で乗り切りたかったです。

 

が、その時は、そんな余裕もなかった。

とにかく、早く産んで楽になりたい!!!

それしか考えられなかった。

 

 

助産師さんの指示に素直に従うしかありませんでした。

 

 

 

 

 

ここで、夜勤の助産師さんが退勤。

日勤の助産師さんと交代に。

 

 

おばさん(ごめんなさい…)のベテラン助産師さんだ。

この助産師さんは、以前に、ソフロロジーの産院で働いていたという。

 

私が持参したソフロロジーのCDをかけてもらった。

分娩室に、ソフロロジーの柔らかな音楽が流れ始めた。

 

そうそう。

これよこれ。

 

妊娠中、特に妊娠後期になってからは、毎日聴きまくっていた音楽だ。

 

陣痛の波がきたとき、もはやソフロロジーの吐く呼吸ではなくなっていたけれど、

この聴きなれた音楽が流れていることで、だいぶ心が救われた。

なんていうか、心の支えだった。

 

 

もう、何でもいいから、とにかく何かにすがりたかった。

助産師さんにもすがる想いだ。

 

ベテラン助産師さんに、いきみ、きばるのを指導してもらった。

「もう、どこにも行かないで、ずっとソバにいてくれますよね??」と私は尋ねた。笑

 

ベテラン助産師さんがソバにいてくれて、ホントに助かった。

 

 

 

私はそれでも、分娩室に入ってからの方が楽だった。

陣痛室では、いきみを逃さないとならず。

これがしんどいのなんの。

 

みんなが、テニスボールを肛門に当てていきみ逃しをしたって言っていた意味が分かった。

 

分娩室では、助産師さんに、

陣痛が来たら、もうきばってみてよいよ、と教えられて、我慢せずきばれるようになった。

 

きばる方が、いきみ逃しよりずっとずっと楽だった。

しかも、ゴールに近づいているから。

 

赤ちゃんの応援ができていた前半とは打って変わって、

分娩室に入ってからは、

「もう、早く終わってくれー!!」

「赤ちゃん、早く出てきてよぉぉぉぉぉぉ!!!!!」って思っちゃっていた。

 

もう、早く楽になりたい・・・

 

 

陣痛開始から、12時間以上経過していた。

もう、もう、

はやくでてきて・・・・

 

旦那が、私と一緒に呼吸をしてくれていた。

ちょっとタイミングが違くて、自分ひとりでやったりもしていたけど、ありがたかった。

もはやこの頃は、極限状態に近いので、思考能力もショート寸前。

あまり考えられない。

だから、陣痛がきていない時間、ソフロロジーの「吐く」呼吸を忘れがちに。

そんな中、旦那が近くで一緒に呼吸をしてみせてくれていたことは、とても役にたったし、ホントに助けてもらえた。

 

 

これから奥さんが出産するっていう、そこの旦那さーん!!

旦那さんが隣で、呼吸法をリードしてくれるだけで、極限状態の奥さんは、だいぶ救われますよ!!

 

極限状態の奥さんは、あなたに対してひどい発言や態度をするかもしれませんが、

それだけ必死になっているってことで。

どうか許してあげてください。

そして、そばで支えてあげてください。

 

(注意:出産するとき、旦那さんに隣にいて支えて欲しいタイプと、ひとりで集中して頑張りたいタイプの2パターンがあります。奥さんに事前にそれは確認した方がいいかも。)

 

私は、助産師さんや旦那に、とにかく側にいてほしいタイプだった。

ひとりで頑張るのは心細くて。。

 

旦那が、仕事を休んでずっと付き添ってくれてて、ホントに助かった。

 

私がジェスチャーで、口をパクパクしていたら、

ペットボトルでストローを出して口に入れてくれるし、

タオルで汗を拭いてくれるし。

ホントに感謝している。

 

 

もうね、分娩室に移動してからは、「お水ちょうだい」もまともにしゃべられない。

余裕がなくなっていた。

自分でお水も飲めなくて。

だから、ペットボトルに取り付けるストローは必需品!!!

これがないと、出産乗り切れない!!

 

 

いきむのは、何回しただろうか。

正確には覚えていないけど、10回以上はいきんだかな。

10回というのは、陣痛サイクルを10回迎えたということ。

 

 

ホントに面白いくらい、陣痛と、そうでない時の差がある。

 

陣痛がきそうな予感があって、「今から陣痛がくる!」っていうのが分かるから、

陣痛一発目が来たら、手を挙げて旦那に合図を送る。

1発目、二発目の陣痛時は、息を吐いて、ソフロロジーのやり方。

3発目で、息を思いっきり吸って、できるだけ長くきばる。

 

うーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!

 

ウンチを出す感じ。

 

私は、息が長くもつ方だった。

目線はおへその方を見て、体はCの字にする。

左右にあるレバーを手前にひく。

両脚は広げる。

 

自力で頭を起こすのが難しかったので、3回目のタイミングで、旦那に頭を持ち上げて起こしてもらっていた。

 

顔には、力は入れないこと。

おなかの方に力を入れて、と指導された。

 

ベテラン助産師さんに、

「きばるの上手!!」と言われて、それが心の支えだった。

 

このタイミングで長くいきんで!など指示してくれて、助かった。

 

 

陣痛の3発目でいきんだ後、もう一度すぐに息を吸って再びきばる。

その後、深呼吸をしてリラックス。

 

赤ちゃんの心拍が90とかに落ちていたけど、深呼吸をすると、150くらいに戻った。

 

 

きばるのがOKになってからは、少し楽になったけど、

長く、ぐーーーーーーーっときばるのも、しんどくて、声が出ちゃっていた。

私は、叫びはしなかったけど、

きばるときに、「ふーーーーーーんっ!!」とか、なんか声が出ていたなぁ。

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

 

出産
スポンサーリンク
chiroru33をフォローする
チロルビスコの子育て日記

コメント