新婚旅行での、忘れられない場面。

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コロナで、何処にも旅行に行けない毎日。

ふと、旦那と行った新婚旅行について思い出す。

あの日を忘れたことはない。

誰しも、自分の人生において、重要な場面って何個かあると思うんだけど、私にとってそのうちのひとつは、あのハワイで起こった。

まず、ハワイをどうして選んだかというと…

◎南の島に行きたかった

◎綺麗なビーチで、ウェディングフォトを撮りたかった

◎普段の旅行では、なかなか行けないところが良かった。

モルディブなども候補に上がったんだけど、ウェディングフォトの枚数が30カットとか少なめ。

そして、物価も、ウェディングフォトの値段も高い。

モルディブなんて、一生に一度、行けるかどうか。

行きたかったけど、ウェディングフォトを考えると、断然にハワイ!!

ハワイは、ウェディングフォトも充実しているし、その他も物価がモルディブと比べて良心的。

ハワイの中でも、散々比較して、ロイヤルカイラというところのウェディングフォトを頼んだ。

結果、ここに決めて良かった!

カメラマンさんも良い人で、素敵なショットをたくさん撮ってくれた。

ただ、やはりビーチで、強風だった。

髪の毛が乱れた。

それは残念だったけど、でも、それも含めて良い思い出。

その他、ハワイで何をしたかというと、海でアクティビティを楽しむ日が1日。

あとは、ハワイ島に飛んで、そこで、1日観光ツアーに参加した。

これがめちゃくちゃ良かった!!

さて、私が、一番忘れられないシーンというのがあって。

それは、オアフ島の海で、1日マリンスポーツに参加した時のこと。

今まで、友だちとグアムに行った時とか、マリンスポーツやってめちゃくちゃ楽しかったので、ハワイでもやろう!と思っていたんだけど…なんか、ハワイで申し込みしたツアーがいまいちで、待ち時間がやたら多いし、寒いし、あまり、「楽しい!!」って感じではなかった…

1日無駄にしたな、これなら、ワイキキビーチに寝そべってのんびりしていた方が良かったな…そう思ったくらい。

でも、ジェットスキー

これだけは、忘れられない。

私がグアムでやってめちゃくちゃ楽しかったジェットスキーは、海の浅瀬で、ひとりで操縦できるバイクに乗って、友だちみんなでキャーキャー言いながら追いかけっこみたいにしていたやつ。

それを想像していたのに、ハワイでやらされたジェットスキーは、海のめちゃくちゃ深いところで、しかもひとりで操縦するには大きすぎるバイク。

え、これ、ムリかも…落ちたら、海に沈むじゃん…でも、せっかく申し込みしたのに、やらなかったら、もったいない…そこで、旦那と一緒に乗った。

旦那の背中に、ギュッとしがみついた。

旦那は、怖くないのか、バイクをうまく乗りこなしていて、なかなかの運転だった。

私はと言うと、海に落ちては大変、と、旦那の背中にしがみついていた。

この時だ。

私の忘れられないシーンというのは。

今まで、こんなに男の人が頼りになると思ったことがなかった。

彼の背中にしがみつきながら、なんて頼りになる背中なんだろうと思った。

もうこの時、とっくに結婚はしていたんだけど、この時に、「あぁ…私、この人と結婚しよう」って改めて思ったというか。

この人の背中についていきたいな、って思った瞬間だった。

何があっても、ずっと…

とても頼れる背中だった。

頼もしくて、心強かった。

マリンスポーツを申し込んだのは失敗だった。

人数が多くて、待ち時間多くて、寒かったから。

でも、このジェットスキーだけは、7年経った今でも、鮮明に思い出せるのだ。

この人と一緒になって良かった。

この人についていきたい。

そう思った瞬間だった。

ジェットスキーが倒れて、海に落ちるかもしれない。

深い深い波に飲まれて、溺れてしまうかもしれない。でも、この人と一緒だったら、きっと大丈夫。

また、海面に浮かんでこれる。

その前に、そもそも、この人の背中にしがみついていれば、海に落ちる心配もない。

何だか、ジェットスキーと人生が、重ねて見えた瞬間だった。

この時の自分の気持ちは、今でも忘れない。

あれから7年。

いろいろ二人の関係も変わって、当時みたいにラブラブはしていないが、根っこの部分は、今も変わっていないと思いたい。

夫婦で一番大切なのは、

『信頼』

これに尽きると思う。

そして、

『思いやり』

この2つがなければ、温かい家庭は築けない。

初心を忘れず、精進していきたい。

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チロルビスコの子育て日記

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