断乳と卒乳について〜どっちが正解?!〜

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私には現在、4歳の息子と一歳半過ぎた娘がいる。
この頃、そろそろ娘がおっぱいをいつやめるのかについて、考える時期になってきた。

息子の時は、一歳半過ぎた直後に断乳を決行した。

なぜその時期にしたかというと、
○第二子が欲しかったが、授乳していて生理が再開していなかったため

○昼間におっぱいを飲ませようとしても、息子が拒否して飲まないことが多くなり、おっぱいが張りまくって痛くて、涙を流しながら搾ることが増えたため。

断乳に踏み切る、明確でハッキリした理由があった。そして、断乳するという決意は揺らがなかった。

ちなみに、
○断乳→ママの方から、おっぱいを断つこと

○卒乳→子どもの方から自然におっぱいをやめること
2つの言葉は、全然意味が違うのだ。

子育てに、『絶対に正しい正解』というものはない。だから、授乳に関してもそうだ。


『おっぱいで育てるのが絶対に良くて、ミルクはダメ』なんてことは絶対にないし、
『断乳はこの時期にしなきゃダメ!いつまでもおっぱいを飲んでいたらおかしい!』なんてことも絶対にないのだ。

卒乳は、子どもの方から自然とおっぱいから離れていくこと。ママは少し寂しい気持ちになるかもしれないが、文字通り『卒業』なのだ。

これは、ママと子、両者にとって、ストレスが少ない。

一方で断乳は、『断つ』というだけあり、ママの方から『もうそろそろ、お兄ちゃん(お姉ちゃん)になったから、おっぱいやめようね』と声掛けして、おっぱいを『断つ』のだ。

断乳は、いきなり踏み切ってはいけない。きちんとしたステップを踏まないといけないのだ。


断乳については、また後日詳しく書こうと思う。
声掛けのやり方については、以下の通り。

○突然にやめるのではなく、この日に断乳するとママが決めたら、その1週間前から、子どもにも声掛けを開始する。


○カレンダーの、断乳する日に目立つようにマルをつける。(バツはつけない。断乳はポジティブなことなので。)


○1週間前から、子どもと一緒にカレンダーのところに行き、『お兄ちゃん(お姉ちゃん)になったから、この日でおっぱいバイバイしようね〜!』と声掛けをする。


○一日1回は、カレンダーのところに行き、二人で断乳する日を確認する。

『あと○日で、おっぱいやめようね〜!』と。

こうして、子どもの方にも、『断乳するよ!』っていうことを伝えて、心の準備をさせてあげること!!
これがとっても大切なんだって。

(私のやり方は、桶谷式母乳マッサージで習った方法)

そしてね、一度『断乳する!』って決めたら、もう基本的に後戻りは不可!!

長男の時に経験したけど、断乳って、とっても大変。

何が大変かって、どんなにおっぱいを求めて子どもが泣き叫ぼうとも、心を鬼にして、おっぱいを断らないといけないこと!


これはね、ママが、『絶対に断乳するんだ!!』っていう、強い決意を持たないと、できません。絶対にできない。


『こんなに泣き叫んで、、かわいそう。もう一度だけおっぱいあげちゃおうかな?』こんな風に気持ちが揺らぎそうなら、それはまだ、断乳するべきじゃない。


そう。断乳するのに1番必要なものは、『ママの絶対に断乳するんだっていう、強い決意』なんだよね。

周りの人に、断乳した時期や、何で断乳したのかを聞いてみたよ。

そしたらね、『断乳しよう!!』って思ったのは、みんなやっぱり、並々ならぬ決意があったからだってことが分かった。

○お酒が大好きで、お酒を飲みたいから、1歳前後で断乳した。断乳してソッコーお酒を飲んだよ。『⚠断乳したての飲酒はNG!胸が張って大変ことになります。』(第一子)


○2歳過ぎて断乳しました。お酒が飲みたいなと思ったのと、花粉症で薬を飲みたかったから。(第三子)


○昔、手術をして、その後は落ち着いてはいたけど、定期的に検査が必要。造影剤を使う。だから、断乳した。(第二子)


○夜に起きて授乳したくなくて、授乳するのがもともと好きではないし、早くやめたくてやめちゃった。(第一子)


○あまりご飯を食べなくて、おっぱいばかりだった。おっぱいをやめたら、ご飯も食べるようになった。(多数意見)

などなど。

『そろそろ、もう大きくなってきたし、断乳しようかなぁ?どうしよう。まだおっぱいあげていたいしなぁ。。』こんな風に思っているのなら、まだ断乳を決行するべきじゃない!時期尚早だ。

私の場合は、今は、断乳を急ぐ絶対的な理由は特にない。

子どもはもう一人できれば授かりたいが、旦那の意向もあり、今すぐには難しい。
そして、生理も再開した。


私は、授乳するのがとても好きだし、娘もおっぱいが大好き。
長男の時とちがって、おっぱいが張って痛いということもない。


夜に時々起きて授乳するのも、苦ではない。
そして、夜泣きがひどい訳でもない。日によるけど、今日は1回起きたかどうか。(その前日は、ちょくちょく起きて、3回くらい泣いていたけど。。お昼寝しなかったからかな。)

10日後に断乳しようかな、と思っていたけど、正直、私の気持ち的に、揺らぎまくりで、これは断乳できないなぁと思う。。

なぜ、10日後、断乳しようと思っていたのか?それは、一歳半過ぎたから、もうそろそろかなぁ、と思ったくらいの理由しかない。

娘は、ご飯もよく食べる。

授乳しているから、ご飯を食べないのなら、もう断乳してご飯を食べるようにした方が良いだろう。でも、ご飯もモリモリ食べるのだ。


夜泣きもそんなにしない。夜はだいたい、1回起きて授乳があるかないか。
私も、授乳間隔が開いても、そこまでおっぱいが張らない。

桶谷式母乳マッサージの先生に相談したら、『それなら、今は断乳しない方がいいんじゃない?ママ(私)の場合、卒乳コースでも良いんじゃない?その方が良いと思うよ。』
とアドバイスをもらった。

そうか。『卒乳』かぁ!!


今までは、『断乳』が全てだと思っていたけど、『卒乳』というコースもあったのか!!


私の育児論は、長男の育て方によって構築されている。

長男は、一歳半で『断乳』した。

その時、私には断乳しなければならない決定的な『理由』があった。だから、どんなに泣き叫んでも、心を鬼にして、おっぱいをあげずに『断つ』ことができた。

でも、当たり前ながら、息子と娘は違う。

娘に、息子の時のやり方を何でもかんでも、当てはめなくてもいいんだ。。

そう気がついた。

私にとって、『授乳』は特別な思い入れのあるもの。娘が誕生してから600日以上、毎日欠かさずに行ってきたこと。
娘と私がひとつになれる、とっても幸せなひととき。

妊娠〜出産〜産後と体調不良や体の変化、いろいろあった。出産は壮絶で命がけなものだし、産後も体がガタガタで辛かった。

だからこそママには、この『授乳』という幸せな時間が、それまで頑張ったことのご褒美として与えられているんだと思う。

一生に何度あるか分からない出産〜授乳。

もしかして、私の人生で最後の授乳かもしれない。

そう思うと、尚さら、もう少しだけ、、と思ってしまう。

娘も、おっぱいが大好きだ。

『お〜っぱい♫お〜っぱい♫』と歌ったりもしている。

一歳半を超えた今は、おっぱいは栄養を補うものというより、心の安定剤になっている気がする。

いつ、おっぱいをやめるのか。それは、ママと子どもの納得いくタイミングで良いと思う。


できたらパパたちは、授乳に関しては、ママの意見を尊重してあげてほしい。
きっと、ママのタイミングがあるはずだから、『断乳しろ!』とは言わないでほしい。

世のパパたち、聞いてください!

私は、妊娠〜出産〜産後、授乳などに関しては、ママの意見を尊重してあげてほしいと思います。

男女平等、パパも育休、なんて言われている世の中だけど、昔から変えられないことがある。それは、ママの方が『赤ちゃんを生む』ということ。


もちろん、パパだって頑張っているのは分かります。

でもね、これは、出産ばかりは、体験しないと、どれくらいのものか、分からないでしょう。

安産だった、とかサラッと周りの人は言うけど、ママにとっては安産じゃなかったりするからね。とっても大変な思いをして出産したんだから。

産後も元気です、なんて言わないでね。見た目は元気でも、オマタは裂けているし、尿もれするし、体はガタガタなんだから。

パパが口出しすべきじゃないと思った、こんなケースがありました。


○初めての出産。無痛分娩にしようと思ったママ。旦那の同意が必要で、無痛分娩について話したら、『無痛分娩なんて!普通に生むべきだ!』という、旦那+旦那の母。
ママは絶句。
産婦人科に旦那を連れて行って、先生から、旦那を説得してもらったとこのと。

私は、この話を聞いて、この旦那に対して怒りがこみ上げました。
生むのはママなのに!なんで、無痛分娩じゃだめって、生まない旦那が決めつけるんだ!!!

これは、とても極端なケースでしたが、パパにお願いです。


子どものことは二人で話し合って決める!
それはもちろんのこと。

でもね、こういった、生理的なことに関しては、ママの気持ちや体調、赤ちゃんの様子などを尊重してあげてください。


ママは、命を守る最前線で、毎日奮闘しています。もちろんそれは、パパの支えがあってこそ。


何か意見があったら、ママに強制するのではなく、提案するようにしてみましょう。

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チロルビスコの子育て日記

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