出産レポ ~ソフロロジーを取り入れた出産のお話(初産)~その⑥ 促進剤をうつと、どうなる?!

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出産レポ その6
~ソフロロジーを取り入れた出産のお話~

 

 

 

 

 

多分、こういうのを微弱陣痛というのかな。
明らかに、お産の進みがストップしていた。

 

お昼を過ぎてから、子宮口の開きは7センチほどでストップしているのに、
陣痛はしんどくて、私はだんだんと疲労がたまっていった。

夜中に一睡もしていなかったのも大きかった。

私は、ヘロヘロになっていっていた。

 

 

そんなところに、先生がやってきた。

いつも診察してくれていた先生が、たまたまその日も当番だった。
知らない先生じゃなくて良かった!

 

午後2時くらいの出来事だろうか。

 

先生は旦那に説明していた。
私も、意識もうろうとする中で、何となく説明を聞いていた。

 

先生

このままだと進みが遅いし、どんどん疲れるばかりで、日付も越えてしまうかもしれない。最終的には体力がなくなって、帝王切開っていうこともあり得るので、促進剤を打とうと思います。良いですね?

 

旦那

はい

 

先生

まぁ、ダメって言われても困るけどね(^^;

 

 

私は出産前は、促進剤を打つことに抵抗があった。
バースプランにも、「できれば促進剤などは使わないで、自然に任せて生みたい」と書いたくらい。

 

でも、この状況下では、そんな考えも、もはや吹き飛んでいた。

促進剤を使わずに、自然に任せて・・だなんて、そんな理想論は、この際どーでもいい!!!!!
m(。≧Д≦。)m

 

「先生に任せます!!とにかく早く、早く子宮口を開かせてくださぁぁい!!!!!」
という気持ちだった。

 

 

そして、促進剤が投与された。

 

促進剤にはレベルがあり、最初は、低いレベルからスタート。
様子を見て、少しずつレベルをあげていくと。

 

促進剤を投与されてからは、確かに進みが回復したように思った。
ただ、しんどさも増したように記憶している。

 

 

私の場合は、「いたい!」っていう感じはなかった。
ただ、しんどい、つらい感覚。
うまく説明ができないが、とにかく、いきみたくなるのを我慢するのがつらかった。

 

痛いと感じなかったのは、ソフロロジーの呼吸法を、ただひたすらに、忠実に行っていたからかもしれない。

あとは、気持ちはパニックになったりすることもなく、落ち着いていられたので、叫んだりすることもなかった。

 

ただただ、ひたすら、息を吐いて、しんどさに耐える。
黙って、くいしばってただただ耐える。

 

私のお産は、こんな感じだった。

 

 

いきみたくなってしまって、でもまだ子宮口が全開になっていないから、いきんではいけなくて。

 

私は自分のおしりに、テニスボールを思いっきり押し当てるように、旦那にお願いした。

少しでも場所がずれると、効き目がないし、不快でたまらない。
ピンポイントで、押し当ててほしい箇所がある。

 

もはや、言葉で説明できないので、私は自分で旦那の腕をつかみ、押し当ててほしいところに持っていった。笑

 

 

促進剤を打たれてからは、ますます、仰向けの体制では耐えられなくなり、とても辛かった。

だけど、モニターをつけなきゃならないとかで、仰向けにさせられたような気がする。
あいまいな記憶だけど。。

 

それまでは、陣痛がきたときはよつん這いになり、とにかく息をふーっ、ふーーーっ、と、力強く長く吐き出すことだけに専念していた。

私にとって、仰向けになることは、つらさを倍増させることに他ならなかった。

 

促進剤は、かなりレベルアップされていた。
上げられるMAXレベルにかなり近いところまで上げたみたい。

 

 

そこに、助産師さんによる子宮口の開きのチェックが入った。

その時だ。

 

パァン!!!!!!

 

すごい音がした。

 

一瞬、何が起こったのか分からなかったけど、
すぐに、破水したのだと悟った。

助産師さんに、私の羊水がふりかかった。

 

助産師さんと二人で、
「破水したね~!!\(^o^)/」
と大笑いしていた。

私も自然と笑っていた。

 

破水って、こんなに激しく、風船が割れるかのように「パァン!!」って音がして、水がバシャッ!!って出てくるもんなんだー!!!!!

破水した時は、ちょっと驚いて、そしてなぜだかおかしくなって、たくさん笑ってしまった。

 

 

破水してからかな?

陣痛室から、分娩室に移動ができることになった。

 

この時私は、天にも舞う気分になった。

「やった!!これで、やっとゴールに近づけた!!
あと少しだ!!」

 

いつまで陣痛室で耐えればゴールが見えるのか、
いきむのを我慢するのは、いつまでなのか、
ただただ、耐えて耐えて耐えて、、、

 

何度も言うけれど、私の陣痛は「痛い、激痛!」って感じではなかった。
多分、ソフロロジーの呼吸で、痛みをうまくコントロールできていたからだと思う。

あとは、気持ちも落ち着いていられたからかな。
パニックになったり、取り乱したりすることは一度もなかった。

 

でも、そうは言っても、しんどいはしんどかった。
早く分娩室に行って、いきみたくてたまらなかった。

 

 

やっと、、
これでやっと、、、
もうすぐだ!!!!!

私の気持ちは一気に晴れ渡った。

 

しかし、分娩室に行ったら、すぐに生まれると勘違いしていた私は、
ここからまた、あと二時間ほど、しんどさに耐えることとなる。

 

 

つづく

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チロルビスコの子育て日記

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