子宮頸がんとHPV感染を防ぐ方法【大切なパートナーにもぜひ読んでほしい!】

ママのカラダ
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モデルで女優の高橋メアリージュンが、

著書「Difficult? Yes. Impossible? …NO. わたしの『不幸』がひとつ欠けたとして」にて、

子宮頸がんを患っていたことを告白している。

 

 

子宮頸がんは、子宮の入り口である子宮頸部(けいぶ)にできるがんのこと。

多くはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となる。

主な感染経路は性的接触。

誰にでも感染する可能性はある。

20~40代の若い世代で患者が増えており子育て中の女性も多いことから「マザーキラー」とも呼ばれている。

年々、多くの若い女性が罹患し、子宮を摘出したり亡くなったりしている。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

これを知って、とても他人事ではないと思った。

私も、まだ30代半ば。2歳と0歳の幼い子どもたちがいる。

 

 

私が子宮頸がんになって、死ぬ訳にはいかない!!!

もし私がいなくなったら、この子たちはどうするの?

この子たちが大人になるまで、しっかりとそばにいたい!!!

孫の顔も見たい。長生きしたい!!

 

 

きっと、子育て中のママは、誰しもが私と同じように思うだろう。

 

 

子宮頸がんにならないためには、どうしたらいい?

ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ方法はあるの??

 

今回は、HPVウイルスと、子宮頸がんについて少しまとめてみた。

多くの若い女性、そして男性の参考になりますように。

 


 

1.ヒトパピローマウイルス(HPV)って何?!

 

性病にも様々な種類があり、自覚症状がないまま感染していて、パートナーにもうつしてしまうケースというのが非常に多い。

私が、その中でも怖いなと感じたのが、ヒトパピローマウイルス(HPV)だ。

「子宮頸がん」の原因とされるウイルス。

 

性交渉で感染するものと言われてパッと思いつくエイズやクラミジアなどに比べて、

外と男性側の認知度が低い気がする。

 

 

性病は、男女ともに検査で調べられる項目もあるが、HPVウイルスに関しては、

男性側の検査がほとんどなく、女性側の検査も、定期的に自分で調べるしか方法がない。

 

ウソでしょ?!

感染しているかどうか、すぐに調べられないの??

子宮頸がんの原因にもなる、恐ろしいウイルスなのに!!!

(T_T)

 

 

①ヒトパピローマウイルス(HPV)とは?

ヒト乳頭腫ウイルス(Human papillomavirus:HPV)

HPVは100種類以上の型がある。

子宮頸がん発症リスクの観点から、高リスク型と低リスク型に分けることができる。

 

 

〇低リスク型HPV
手足・顔などにできるイボの原因
HPV2、27、57型など

〇高リスク型HPV(危険!)
子宮頸がんや外陰がんの発症要因の一つと考えられている。

HPV16、18型

発がん性が強くて、より早期に前がん病変に進展することが報告されている。

日本性感染症学会の『性感染症 診断・治療 ガイドライン 2016』[5]による分類

 

 

高リスク型に分類されるHPVが、子宮頸がんの主な原因となり

低リスク型に分類されるHPVが、圭コンジローマ(外陰部にできるイボ)の原因となる。

尖圭コンジローマとは女性や男性の生殖器にイボができる病気のこと。

さらに男性の場合、肛門がんや陰茎がんを引き起こすこともある。

 

尖圭コンジローマの原因となるウイルスは、6型と11型。

この6型と11型は子宮頸がんを起こすリスクは低いものとされ、性感染症として分類されている。

しかし、このウイルスの感染が見られる場合は、子宮頸がんに関連があるハイリスク型のHPVの同時

感染があることも少なくはない。

感染後3週間から8ヶ月の潜伏期のあとイボができ始める。

 

 

だが、男性も女性もHPVに感染してもほとんど症状は出ない。

 

 

 

②HPVの感染原因は??

 

女性がHPVに感染する感染経路は性との性交渉

(セックスや類似性行為(オーラルセックス他))

 

高リスク型HPVの感染は、主にHPVに感染している相手との口や性器、肛門を介した接触によって起こる。

性交渉中に子宮や口腔などの粘膜に生じた、小さな傷からHPVが侵入することによる。

性交渉だけでなく、HPVに感染している人とのキスでも感染するという。

 

 

え!キスでも感染の可能性が?

とても怖い。。。(><)

 

 

男性にHPVが感染した後、HPVに感染していない女性との性交渉によって、HPVをどんどん拡散させていくのだ。

 

子宮頸がんの原因ウイルスの潜伏期間ははっきりとはわかっていない。

 

もちろん、旦那さんとの性交渉によってHPVウイルスに感染し、子宮頸がんを発症することだってある。

旦那さんは風俗に行ったことがないのか?というのも大事なポイントである。

不特定多数の男性の相手をしている女性は、HPVウイルスをはじめとする、性感染症にかかっている可能性が高い。

風俗に行くことで旦那さんがHPVウイルスに感染する可能性は極めて高い。

その後、夫婦間での性交渉によって妻にHPVウイルスをうつしてしまうこともあるのだ。

 

妻が子宮頸がんだと診断された場合、夫が原因かどうかは、HPVウイルスの検査を夫婦と

もに受けることで判断はある程度可能。

 

 

自分の大切なパートナーには、絶対に風俗に行ってほしくない。

私は、子宮頸がんにかかりたくない。

自覚症状がないというし、気が付いた時にはステージ4というケースも。

若いので、がんになったら、進行も早いという。

いやだいやだ!!

私は、この子たちを残して死ぬ訳にはいかない!!!

 

風俗はまさに、性感染症の温床。

性感染症は、自覚症状がないものが非常に多い。知らない間に相手にうつすことになる。

HPVウイルスは、まさにその代表格だ。

男性側は、軽い気持ちかもしれないが、これって女性側にとっては、とても恐ろしいこと。

男性は、大切なパートナーが子宮頸がんにかかるリスクを高めないでほしい。

 

 

③HPVウイルスの予防方法は?!

 

HPVは皮膚や粘膜に感染するウイルス。

一般に性感染症の予防にはコンドームが推奨されているがHPVの感染をコンドームだけで予防することは不可能

HPVは女性の外陰部、男性の陰茎、陰嚢、男女ともに肛門周囲など広い範囲に存在しているので、コンドームで100%防ぐことは出来ない。

HPVの存在箇所が広範囲(陰茎亀頭部周辺・尿道・肛門・前立腺など)におよぶため、

男性の場合、検査が困難である。

男性はHPVに感染することで、陰茎ガンを引き起こすこともあるが、ほとんどが無症状。

 

女性側が、自分で積極的に検診を受けることが、最大の予防策といえる。

 

 

なんてこった。。

男性側は検査もなされず、症状もないと。

女性側が意識的に検査を受けるしかないのか。

 

 

④HPVウイルス感染の治療法は??

 

現在は、HPV感染に対する治療法はない。

女性はHPVに感染していると分かったら、定期的にHPV検査と子宮頸部細胞診を受ける事が大切。

 

 

ほぼすべての子宮頸がん進行に、ハイリスクHPVの子宮頸部感染が確認されている。

子宮頸がんを発症した女性のうち、HPV16型および18型に感染していた女性は全年齢で約67%、20~30歳代でみると約80~90%の方に感染が認められたとの報告がある。

 

つまり、子宮頸がんは、HPVが原因で起こる。

逆に、HPVに感染していなければ子宮頸がんにはなる可能性は極めて低いと考えられている。

「HPV=子宮頸がん」くらいに有名。

 

子宮頸がんって、どんなものなのか気になるなぁ。。

 

 

2、子宮頸がんとは?

 

①子宮頸がんって、何だろう?

 

子宮頸がんは、世界のがん患者女性の2番目に多いといわれるほど、女性にとって身近ながんのひと

つ。

子宮の入り口の「子宮頸(けい)部」と呼ばれる部分に発生するがんの事。

 

 

子宮頸がんの中でも、がんが進行しないと発見されにくいタイプに、「腺がん」というの

がある

子宮頸がんの7~8割は「扁平上皮がん」といって、子宮頸部の中でも膣に近い方に

できる。

残り2~3割は子宮に近いほうにできる「腺がん」になる。

やや奥まったところにできるため、検診でも、見逃されてしまう場合がある。

腺がんの場合は一部を手術をしたとしても、がんを取り残して転移する可能性が高いため、早期で

あっても安全のために子宮を全て摘出することを勧められる場合がある。

 

 

②子宮頸がんの症状は?

 

子宮頸がんの初期は、ほとんど自覚症状がない。

そのため、症状を感じた時には、既にがんが進行している事も少なくない。

 

ヒトパピローマウイルスに感染しても症状は、最初はほとんどない。

約10年くらいの月日をかけて少しずつ少しずつ子宮内でガンに変化していく。

 

③疫学・統計

 

日本では、年間約10,000人が子宮頸がんを発症し、毎年、約3,000人の女性が子宮頸がんで亡くなっている。

※出典:国立がん研究センター がん対策情報センター 人口動態統計によるがん死亡データ(1958~2013年)

 

発症年齢のピークは30~34歳

 

やばい。私の年齢に当てはまっている。とても他人事ではないよ。。

(><)

 

子宮頸がんは、女性特有の罹患するがんの中では乳癌に次いで2番目に多いがん。

子宮頸がんを発症する年齢のピークは、以前は40~50歳代で多くみられたが、最近は20~30歳代の若い女性にも増えてきている。

 

「出産年齢」のピークは、30代前半。

そこに、子宮頸がんの「発症年齢」のピークが 重なってきている。

 

特に仕事、結婚、妊娠、出産など、女性にとって転換期となる20代後半から30歳代後半における発症者が急増しており、この世代の婦人科のがんとしては罹患率が最も高くなっている。

 

 

【人数のまとめ】

子宮がんの罹患数(りかんすう)は、全体として年間約25,200例。

子宮頸がん:約10,900例、子宮体がん:約13,600例、どの部位か不明の子宮がん:約700例。)

(地域がん登録全国推計値2012年 上皮内がんを除く)

 

子宮がんの死亡数は、全体として年間約6,400人。

子宮頸がん:約2,900人、子宮体がん:約2,200人、どの部位か不明の子宮がん:約1,300人。)

(人口動態統計2014年)

(国立がんがん研究センター がん情報サービス https://ganjoho.jp/public/cancer/cervix_uteri/)

 

3、総括(まとめ) 時間のない方もここだけは読んで!

 

子育て世代のママに非常に多いとされる子宮頸がん。

原因は、性交渉によってうつるHPVウイルスのうち、ハイリスク型のHPVに感染することで起こることが分かった。

HPVウイルスに感染しても、男女ともに自覚症状がほとんどないので、まず気が付かないという。

男性側には検査方法はあまり普及しておらず、女性が自発的に検査を受けていくしか予防策はない。

 

 

定期的に検診に行くことが大事なんだなぁ。

子育てに追われていると、自分のことは後回しにしがち。

でも、自分の体にも、きちんと向き合わないと。

2年に一度の定期健診は、しっかり受け続けよう。

子どもたちを守るためには、まず自分の体も守らないと。

 

 

 

 

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