先日、無事に出産を終えた。
可愛い女の子が誕生した。
産後は、体もガタガタになるが、
心もふにゃふにゃになるものだ。
どういうことかと言うと、体がダメージを受けて弱っているから、体と連動している心も弱っている、ストレスに対して耐性がなくなっているということだ。
産院から退院してきてはいるが、まだまだ病院で入院している患者と同じなのだ。
弱っている、雛鳥のようなものだ。
生まれたてのあかちゃんと同じようなものだ。
産後は、とにかく、優しく接してほしいのだ。
デリケートで繊細な心に、踏み込んでほしくないのだ。
つまり、旦那に今までと同じ感じで、ケンカをふっかけられると、心がフニャッとなっているので、耐性がなく、とても我慢できないということだ。
普段だったら、まだ攻撃(ストレス)に対しての防御法を多少は持ちあわせているものの、
産後まもない現在、特に心も無防備で何も用意できていないところに、ズカズカと踏み入れられると、何も対処できない。
そして、今まで以上にダメージが大きい。
石のように固くなっていた強固な心も、産後はスライムのように柔らかくなってしまう。
そこに、例えばナイフで切り入れられたら、どちらがよりダメージを受けるかは、誰しもが想像つくだろう。
これは、私だけではないと思う。
出産の後のママたちは、みんなそうだと思う。
だから、世の中の旦那さんには、声を大にしてお願いしたい。
妻には優しくしてほしい。
特に、出産を終えた妻には、今まで以上に優しくしてほしい。
間違っても、怒ったり、無視したり、不機嫌になったりしないでいただきたい。
妻が例えどんなに不機嫌になっていたとしても、同じように不機嫌にならないでほしい。
こどもをあやすように、優しく接してほしいのだ。
妻が、例えどんなに理不尽なことを言ってたとしても、分かったふりをして肯定してほしい。
間違っても、否定しないでいただきたい。
ママは、お産という壮絶な体験をして、心も体も弱って無防備になっている。
あなたの子どもを、命がけで生んだのだ。
そして、生んで終わりではない。
これから、育てていくのだ。
産後も、お休みはないのだ。
1日10回以上になる、オムツの交換。
そして、授乳。
ママたちは、みんな睡眠不足。
眠れていたとしても、三時間ごとに起きて、授乳しないとならないので、まとまって眠れない分、昼間に疲れている。
パパにお願いしたいこと。
子どもやあかちゃんにはもちろんだが、ママにも優しくしてほしい。
ママの心に寄り添ってほしい。
それだけで、きっとママは、頑張れるはずだ。
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